当施設でも導入いたしました

見守り支援システム「眠りSCAN」「眠りSCAN eye」

介護老人保健施設らいおんハートではパラマウントベッド株式会社が提供している介護ロボット『眠りSCAN』及び『眠りSCAN eye』を施設内の全居室(100室)に導入しております。(2022年5月1日導入)

「眠りSCAN」はシート状のセンサーをマットレスの下に敷きこむだけで、身体に何も装着することなく、ベッドを利用されている方の呼吸数や心拍数、睡眠状態、覚醒、起き上がり、離床動作などを遠隔においてリアルタイムに把握することができるセンサーです。

眠りSCAN

眠りSCAN

眠りSCAN eye

眠りSCAN eye

「眠りSCAN eye」は、入居者様の映像を遠隔のパソコン端末や携帯端末で確認できるほか、「眠りSCAN」で設定した状態の変化を検知した際の通知にあわせて映像を表示することができるシステムです。
これにより、緊急対応の必要性の可否などについて、より的確な判断が可能になります。また「常時レコーダー機能」を備え、1 秒から5 秒間隔で静止画を常時連続的に記録することができます。
そのほか、夜間の消灯後でも確認できるよう室内が暗くなると自動で赤外線撮影に切り替わる機能や、目的に応じて保存する映像の画質・解像度を変更できる機能を備えるなど、使い勝手の良さやプライバシーにも配慮されています。

どのようなシステムか?

眠りSCAN

マットレスの下にセンサーを敷設

マットレスの下にセンサーを敷きこみますので、ベッド上に寝ていても違和感が少ない

眠りSCAN eye

各居室にカメラを設置

ベッドが見える位置にカメラを設置

「眠りSCAN」「眠りSCAN eye」から得られる情報

敷設したセンサーからWi-Fiを通じて、ベッドを利用されている方の呼吸数や心拍数、睡眠状態、覚醒、起き上がり、離床動作などがリアルタイムに情報として送られます。
当施設では、パソコンの設置場所に出向かなくとも状態を確認できるようタブレットにアプリケーションをインストールし、持ち運びながら活用しています。

情報伝達の流れ

情報伝達の流れ

ビューワーのリアルタイム画面

ビューワーのリアルタイム画面

測定したデータは睡眠日誌や呼吸日誌、心拍日誌として長期的変動を記録、閲覧することができますので、生活リズムの確認や体調変化の早期発見に役立ちます。

呼吸日誌

呼吸日誌

各端末での確認の様子

各端末での確認の様子

「眠りSCAN eye」は、入居者様の映像を遠隔のパソコン端末や携帯端末で確認できるほか、「眠りSCAN」で設定した状態の変化を検知した際の通知にあわせて映像を表示することができますので実際に訪室した方が良いかどうかの判断にも活用できます。

詳細はこちらから

眠りSCAN:パラマウントベッド株式会社

眠りSCAN eye:パラマウントベッド株式会社

なぜ導入したか?

1.入居者様の安全を確保する

ベッド上で寝ている方の状態をリアルタイムで確認することが出来るため、体調の急な変化に気づくことや居室内での転倒・転落を未然に防ぐことが可能になる。

2.入居者様の生活リズムを把握

入眠・起床のタイミングや1日を通じたバイタルの変化などを把握することにより、体調の変化だけではなく、どのタイミングでどのサービスを提供するか等、個人の生活リズムに合わせたケアが可能となる。

3.職員の業務効率化

バイタルサインがリアルタイムで確認できることや室内における状態を把握することができ、身体状況の急変や事故への早期対応が可能になる。また、訪室頻度が減少することにより職員の従事する時間も減少するため、職員の身体的負担の軽減や時間的ゆとりが生む精神的安定感も増すことが予測され、これに伴うサービスの質的向上も見込まれる。

入居者様・職員双方にメリットあり!

職員の声

① 居室内での利用者の動き(ベッドから離れる等)を訪室しなくともカメラで確認することが可能となった為、無駄な訪室が減少し、その他の業務に時間を使えるようになり、業務が効率良くできるようになった

② リスクの高い利用者の離床や心拍の変化等をモニターすることで事故等を未然に防ぐことが可能となった。

③ 入眠・起床時間や睡眠・呼吸・心拍状態を継続的にモニターしている為、利用者の健康状態を把握し、看護・介護計画に反映しやすくなった。

入居者様の声

① こんなにすごいものがあるんですね!安心して過ごせますね。

② 最初は監視されているようで嫌だったけど、何かあったときには強い味方ですね。

介護老人保健施設らいおんハートでは、今後も見守り支援システムを有効活用し、入居者様のより良い生活につながるよう努力していきたいと考えています。