リハビリショートステイからご自宅に!
1月半ばにコロナの影響で自宅から外へ出かけなくなった結果、歩くことが困難になってしまった方(半身まひ)が当施設ショートステイに入所されました。
目標は「自宅に戻り独居生活ができるようになる事!」
入所された時の状態は、体を動かさなかった事による筋力の低下や関節の動きの悪さから、色々な動作の中で不安定さがありました。
まずは、体の動きを良くするよう全身のストレッチ、使っていなかった筋肉にいきなり強い負荷をかけないよう動作の中での筋力トレーニング(起立・歩行)を週5日実施していきました。その結果、1週目で杖歩行監視レベルになり、日中の車いすを外し、2週目には手すりを持って階段昇降が監視レベルで可能に!
その後、相談員と共に一時帰宅し、動作を確認後、目標通り自宅復帰されることが出来ました。(その後は近隣デイサービスにてフォローアップ)
今回は、元々歩けていた方なので早期に目標を達成することが出来たと思いますが、コロナの影響で同様のお悩みを持つ方も少なくないと思います。動かないことによって体の機能が低下することを「廃用症候群」と言いますが、この状態が過度に進行していると元に戻るまでにかなりの時間がかかってしまいます。当施設では、ショートステイだけではなくデイケアにおいても積極的にリハビリに取り組んでおりますので、お困りの方がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。